躁鬱で主夫になりました~双極性障害の旦那~

双極性障害で主夫になった旦那の日記

精神疾患者のメジャーな行動を簡単に説明 その2

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精神疾患者のメジャーな行動を簡単に説明 その2


こんにちは、ソウツー(@Sou_tu_1979)です。

その1ではリストカット(自傷行為)について書きましたが、次もかなりメジャーな内容のOD(オーバードーズ)で行きたいと思います。

なんだか軽く書いていますがこの内容自体はちょっとわかってもらえればいいなってのが本音です。だって、行為自体をする側とされた側では受け取り方も違うし、そして理由もまちまちなのだから断定できないことも多いんです。

だからふんわりかもしれないけど、伝わるとうれしいです。

1.OD(オーバードーズ)とは

オーディー(以下OD)と呼ばれる、薬を大量に飲む行為です。精神疾患を患っている場合は病院から大量の薬を処方されることもあり、気分的に危ない時にこれだけの薬があれば死ねるとか、楽になれる(どう楽になりたいかはかなりあいまい)みたいな思考から、指定されている量を超えて飲むという行為が行いやすい状況にあるのは確かです。ちなみに、このODですが別に大量に摂取だけがODではなく、医師に決められた通りの容量でなければODになるので、辛い1錠追加みたいなのは実際にはODとなります。そうならないように頓服(気分のための補助的に飲む薬ってイメージ)などが処方されることもあります。その頓服も含めてODしちゃう人もいるから、薬が出れば出るほど危険度が増すのもまた問題点だったりします。

あと、はじめてODって聞くとオーバードラッグって思っちゃう人が多い。

2.ODを抑えることってできない?

これを言ってしまうと身もふたもないんだけど、精神疾患系の突発的な行為はタガが外れたように行ってしまうため抑えるための根本的な方法がありません。処方されたお薬以外にも今はネットで情報があふれているため、市販の薬でも危険度が高い薬が売っていたりします。(〇〇中毒みたいなサイトがあるくらい)

そのため、ODという行為はお金はかかるものの、自傷行為とはまた違いますが手短なもの入手できるものでできてしまうので我慢するのが難しいことでもあります。

自己管理で抑えられるならいいのですが、それができないから起こるともいえるので苦しを管理してもらうという方法もあります。

ただ、暴走状態になると薬を求めて暴れるとか、探し回るとかってこともあるのでこの辺りになってしまうと救急車を呼ばなくても、その一歩手前の相談センターみたいなところにあるので救急車を呼ぶか呼ばないかなど相談してから決めましょう。もちろん、押さえつけて落ち着くまで待つという手もありますが、これも頻度が高くなると押さえつける方の負担は大きくなる一方なのでODをいかにしないようにするか、しないようにしたらいいかは相談していく方がいいでしょう。

3.ODする人との付き合い方

家族、恋人などが精神疾患の場合、ODをする可能性が0ではありません。そうなってくるとODをしてほしくないですよね?その場合は1番効果的なのは薬の管理を本人には行わせないことです。そうすることで、薬を指定通りの量だけ飲むように管理しましょう。本人がどうしてもODをしたがったり、もう少し薬が欲しい場合は頓服をお守りのような形で指定された量のみ渡しておくというのはありだと思います。診療時に頓服を出してもらうようにした方がいいと思います。

あとは薬自体から本人をできるだけ離しておく必要があると思います。飲めないならどんな薬でもいいというような思想にならないようにしておく必要もあります。再度書きますが市販の薬でも大量に飲む行為はできます。もちろん、致死量レベルとならないように販売されているのがほとんどですが、ODって行為自体をさせないことが大切です。そのためにもできるだけ辛い時ODしようという風にならないように考え方も変えていってもらう必要があります。難しいとは思いますが、下手をすると後遺症が残ったりといった場合もあるのでそうならないようにしましょう。大切ない人をなによりも大切にしたいなら対応策を考えておくことは必要なことです。

4.終わりに

今回はODについて書かせてもらいました。精神疾患者は病院の通院も長期化するため薬をため込みがちになることもありますのでODという行為は結構起こしてもおかしくないのが現状です。そして、ネットで調べればどんな薬にどんな効果があってや致死量もわかるし、それに市販の薬、飲み合わせなどもでてきますので取り巻く環境を考えるとODがいかに危険化がわかります。あなたが精神疾患を患っているなら、そうならないように協力してもらったり、対策があった方がいいという認識を持ってください。そして、家族などに精神疾患を患っている人がいる場合はODを起こさないように本人への理解と薬の管理などで事前に避けるようにしましょう。薬は適量であればその人のためなのですから、長く付き合っていくためにも大変だとしてもトラブルにならないように暮らしていく方法を考えたいものですね。

それではまた~。